アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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ヤマレコのメリット・デメリット!私がヤマレコを辞めた理由(前編)

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ヤマレコとユーザー

 

 

 

 

登山サイトヤマレコについて

登山ブームと言われて久しいですが、愛好者が増えれば増えるほど色々な分野の裾野が広がり、それがまた好循環をもたらしたりしますよね!

 

登山するにも道具が必要ですが、それを扱うお店やメーカーが増えれば「競争」が生まれ、その結果、安くて高品質のアイテムをゲットできるメリットもありますからね~

 

山の中が人間で溢れるのはチョッと微妙ですが、ある程度の愛好者の規模があるのは色んな意味でメリットがあるのかもしれませんよね!

 

そして「山の道具」と同じくらい、いや、それ以上に重要な「情報」も、インターネットの普及に伴い、色々と発信されていて助かりますよね!

 

少し前の記事で、「やまクエ」と言う「山のレベルが分かるサイト」をご紹介しましたが、今回は、私も長いこと愛用している大手登山サイトである「ヤマレコ」について書いていきたいと思います! 

 

ヤマレコを始め、多くの登山サイトが世に出回っておりますが、登山道の情報収集などで使われている方も多いと思います。

 

私もヤマレコで情報収集しつつ、そちらで自分の山行記録や日記などをアップしておりました。

 

結構長くヤマレコとお付き合いしているのですが、利用して感じたことについても書いてみたいと思います!

 

www.aohigetozan.com

前回記事にしました登山のレベルが客観的に分かる「やまクエ」について書いた記事になります!

 

ヤマレコとは違った視点での登山サイトになりますので、良かったら登山のご参考にしてみてください!

 

ヤマレコの利用状況について

ヤマレコを「登山の情報源」として活用している登山者も多いと思いますし、かなりメジャーな「登山サイト」であるので、私が今更書くことも無いかな~と思うものの、少し違った切り口で今回書いてみたいと思います!

 

私は、2011年5月に「ヤマレコ」に登録し、現在も細々と活動し末席を汚している状況です。

 

題名に「辞めた」とありますが、無料サービスの一環である「日記を辞めた」だけですので、退会したわけではございません。

 

しかしながら、ヤマレコに使っていた時間は、相当減ったのは事実でございます。

 

かわりにこちらの「はてなブログ」を使って当ブログ(登山・アウトドアブログ)を立ち上げたのですが、今ではこの決断をして本当に良かったと思ってます。

 

その点につきましては、後述(後編)したいと思います。

 

ヤマレコは、先日「10周年」を迎えたみたいですが、サービス開始が始まって3年位に私は登録しました。

 

私よりも昔からヤマレコをやっている山のお友達がいるのですが、その人曰くaohigeさん(私)は第二世代なんだよ」と言われたことがあります。

 

他のヤマレコユーザーの活動を見ていると、初期メンバー(第一世代)の結束の強さが目立ちますので、昔からやっているという「自負」と言うか「ヤマレコを一緒に盛り立てた仲間」みたいなものがあるのかも知れませんよね。

 

ちなみに、私にはそんな自負は全くございません(笑)

 

そんな感じで、ヤマレコをまだやった事が無い方もいるかも知れませんので、サイトの趣旨について載せたいと思います。

 

 

ヤマレコとは!?何ができるのか!?出会い系か!?ユーザーの男女比率と年齢構成について

ヤマレコ詳細

※ヤマレコより引用

 

ヤマレコについては、この内容に尽きると思います!

 

自分の山行をヤマレコに登録し、それを色んな方に観てもらい、また、自分が興味のある登山記録を逆に観ることが出来ます。

 

ヤマレコは、「コミュニティサイト」と謳っておりますので、「ユーザー同士の登山情報交換の場」とも言えます。

 

「コミュニティサイト」と聞くと、なんとなく「出会い系」を連想してしまいますが、ヤマレコユーザーの男女比率と年齢構成は、こんな感じになっているそうです。

以下に出てくる数字につきましては、ヤマレコよりの引用になります。

 

 男性ユーザー:81%

 

 女性ユーザー:19%

 

ヤマレコユーザーの年齢構成は、30代~50代が多く、こちらで80%を占めております。

 

やはり、山ガールが流行したとはいえ、まだまだ女性が少ないスポーツなんだろうな~と感じるヤマレコのユーザー割合ですよね。

 

登山サイトヤマレコで出会いはあるのか!?

あとで触れますが、ヤマレコへの訪問者数(アクセス数)と、この男女比率や年齢構成等の割合から計算すると、「20代の山ガール」は、600人前後ほど定期的にヤマレコに訪問し、そのうち記録等を書いている方は更に少ないのではないかと思われます。

 

「山ガール」という言葉が流行って久しいですが、予想よりも人数が少ないな~っという印象でございます。

 

「同じ登山の趣味を持つ女性と出逢いたい!」

 

「仲良くなって同じシュラフの中で一緒に寝たい!」

 

てな気持ちも良く分かりますが、残念ながら男性ユーザーが圧倒的に多く、ライバルが多い中で出会いを探すのは「時間の無駄」、「非効率」だと思います!

 

私は6年間、定期的にヤマレコで山行記録や日記を更新し、色々と餌を撒き散らしてきたのですが、残念ながらそれに食い付く「山ガール」は皆無でした(笑)

 

ま~気持ち悪い感じの記事を終始書いてましたので、出会いがないのは納得の結果でございます(笑)

 

殆どのヤマレコユーザーは、不純な動機でやっている訳ではないかと思いますが「異性との出会い目的」ではなく、情報収集や自分の山行記録を残す目的での利用になるかと思います。

 

管理人さんは「コミュニティサイト」と謳ってますが、念の為「現実」を少し書いてみました(笑)

 

それでも、ヤマレコのサイト内で知り合い、結婚に至った登山者も大勢いますので、それはそれで興味深いですよね!

www.aohigetozan.com

登山の出会いと恋愛について書いた記事になります!

山での出会いは一生の伴侶をゲットに繋がるかもしれません。

 

 

ヤマレコのサイト規模について

そして、気になる「ヤマレコのサイトの規模」ですが、こちらもご丁寧に載ってましたので取り上げたいと思います!

 

サイトの規模を測るうえで指標になるのが「アクセス数」「PV数」ですが、こんな感じに推移しておりました。

 

ヤマレコのアクセス数、PV数

※ヤマレコより引用

 

こちらが登山サイトヤマレコのサービスが開始されてから現在に至るまでのアクセス数、PV数の推移になります!

 

青色が「PV数」、黄色が「アクセス数(訪問者数)」です。

 

 ヤマレコの利用者は、右肩上がりで上昇しておりますね~!!

 

これくらい私の給料も上がって欲しいです!!

 

直近のヤマレコのアクセス数、PV数

 ※ヤマレコより引用

 

こちらが直近のヤマレコの動きなのですが、一時の勢いがなくなっているように見えるのは私だけでしょうかね!?

 

平均すると、1日のヤマレコへのアクセス数(訪問者数・ユニークユーザー数)は36,000人で、PV数は600,000前後な感じでした。

 

「PV(ページビュー)数」をザックリ書くと、サイト訪問者が、「なん記事読んだか」を意味しております。

 

1日に36,000人がヤマレコにアクセスし、600,000の記事を読んでいると言う事になります。

 

単純に割り算すると、「1人あたり約8.2記事読んでいる」と言う意味になります。

 

サイトが扱っているジャンルによって違いますが、一般的なブログですと、2~3記事/人が普通のサイト、5記事/人以上になると優良サイトになりますので、8記事/人は驚異的な数字とも言えます。

 

自分の書いた記事の反応を観察したり、仲良くなったユーザーの記録を観たり、コメントのやり取りをしたりして自然とPV数が伸びるんでしょうね~

 

※2020年加筆

ここ数年、ヤマレコブームが落ち着いてきたのか、アクセス数が前年同月割れが続いております。

 

色々と対策をしているような感じですが、広告が多いのと、ヤマレコユーザーに山道具の記事を書かせ、そちらをアフェリエイトにしたりするやり方に反感を覚えている方が増えているのかも知れません。

 

お金を稼ぐことは悪いことではないですが、実体験があってこそのアフェリエイトだと思いますので、他人のふんどしを借りて稼ぐやり方は、私は好きではございません。

 

登山に関するサイトは本当に増えてきてますので、ヤマレコを選ばない方も多いのかも知れません。

 

話が脱線しましたが、大手登山サイトと言うことで、よく読まれ、登山者に愛されいるている「ヤマレコ」ですが、長年愛用して感じたメリット・デメリットを自分なりに書いてみたいと思います!

 

ヤマレコのメリットについて

最新の山の情報が分かります。

上述したようにユーザー数が多いので、メジャールートなら2日~1週間以内の最新の記録があると思われます。

 

中には強者がいまして、当日の登山の記録を夜にUPするユーザーもいますので、鮮度が抜群でございます!

 

最新の山の情報が分かるのは、大きなメリットだと思います!

 

登山届けを出すのに便利です。

各都道府県との警察に登山届けをメール感覚でヤマレコのサイト内から提出すことが出来ます。

 

紙に書くより便利ですが、他の山のサイトにも同じような登山届けを出せる機能はあります。

 

無事に下山したかどうかを家族や知人に知らせる機能もありますので、単独登山者にとっては、ヤマレコの登山届けのシステムはメリットがあるかと思います。

 

最近は、登山届のルールの厳格化が始まってますので、ヤマレコを使ってネット上から届を出せるのはメリットですよね。

 

登山計画するのに便利です。

ヤマレコの山行記録を書く要領で、山行計画をネット上で作ることが出来ます。

 

地図も一緒に作成されるので、標高差などもわかり、一緒に行く仲間も閲覧可能なので、登山計画をスムーズに作ることが出来ます。

 

食料計画や、持っていく登山道具なども記載できますので、計画するのに便利だと思います!

 

同じ趣味の仲間が増えます。

共通の話題があるということは、やっぱり仲間を作るのに便利で強いと思います。

 

登山のリスクを減らす面でも、単独よりは複数の方が安全ですしね。

 

ただ、ヤマレコで知り合った方と即席でチームを組んで登山するのは、お互いの技量や体力が分からないので、それはそれでリスクになりうると考えております。

 

恋愛もそうですが、段階を踏んで楽しみたいものですよね♡

 

私自身も、ヤマレコを使用していた関係で山仲間が増えました。

 

山行記録をみて興味を持ってくださり、その後一緒に登ったりと、今でも交友は続いております。

 

「山行記録」もそうですが、「日記」・「ノート」等で登山に役立つ情報があります。

マニアックな登山情報をヤマレコの機能の1つである「日記」や「ノート」に書いてくださるヤマレコユーザーが何名かいらっしゃいます。

 

ユーザー名は流石に書けませんが、長年培った山の知識や経験に触れられるので、良い刺激にもなり新しい知識を得ることができます。

 

ただ、本当の「日記」感覚で書いているユーザーが多いかと思われます。

※ヤマレコの日記は、私の場合「書く専門」だったもので、知らないユーザーの日記は興味が無く、ほぼ読んでおりません。

 

ヤマレコのデメリットについ

不正アアクセスがあったときの対応が・・・

数年前にヤマレコの情報が抜かれて騒ぎになりましたが、その後、原因等の調査の報告を見た記憶がございません。

 

もしかしたら発表されているのかも知れませんが、ヤマレコのサイトを探した限りでは見つけることが出来ませんでした。

 

最近、ヤマレコのサイトをセキュリティーの高い「HTTPS」にかえましたが、ユーザーが「忘れるのを待つ」ではなく、積極的な公表が信頼につながるのではないかな~と思います。

 

この情報漏洩の件について、「覚えているユーザー」は多いのではないかな~っと思います。

 

しかしながら、導入に費用がかかる「HTTPS」に移行したのは評価できる点ですよね!

 

どのシステムを使うようなった分かりませんが、年間10万円前後の出費になっているのではないかと思われます。

 

ヤマレコには当てにならない登山情報があります。

直近の山行記録を読み、イザ登ってみると、まったく内容が違った事が多々あります。

 

過去に痛い目に合った事もあるので、ヤマレコの記録は随分前から当てにしてません。

 

「水場の状況」、「積雪があるかどうか」の参考程度に眺めております。

 

こちらについては、素人が記事を書いている訳ですので、ある程度仕方がないことですよね。

 

素晴らしい題名(釣りタイトル)なのに記事の内容にガッカリすることがあります。

いわゆる「釣タイトル」と言うやつです。

 

私も使ってしまうのでアレですが、素晴らしい題名なのに内容がない山の記録だと、単なる「時間の無駄」になってしまいます。

 

釣りタイトルは、ネットニュースでも良くありますので、ある意味「個性」としてとらえるべきものなのかな~っと個人的には思うようしております!

 

記事のタイトルだけでは内容が分かり難いのが登山サイトの欠点でもありますよね。

 

自己顕示欲が強く変なヤマレコユーザーがいます。

変なユーザーとは、正に私のことです(笑)

 

何処のサイトもそうですが、一定の割合で常識が通用しない方がおります。

 

個人的な偏見ですが、山登りをやっている方は、「自己顕示欲」が強く、何かと自慢をする方が多いな~っと思います。

 

山頂に立つということは、一種の「征服欲」だと思いますので、それとリンクしているのかも知れませんよね~

 

変なユーザーとは関わらない!が、一番の防衛策かと思います。

 

特にヤマレコユーザーには、自己顕示欲が強い方が多いイメージがあります。

 

こんな難しい山を登ったんだぞ!とか、こんなに速く登ったんだぞ!、こんなに長い距離歩いたんだぞ!てな感じの自己顕示欲モリモリの記事を時々見ることがあります。

 

多分、普段周りから相手にされることがなく、ヤマレコ内で目立って褒めて欲しい寂しい人が多いのかも知れません。

 

拍手に執着するユーザーがいます。

ヤマレコには「拍手」と言う記事の評価を表すバロメーターみたいな機能があります。

 

現在使っている「はてなブログ」ですと「スター」、フェイスブックですと「いいね!」みたいなものになります。

 

山行記録を書く「モチベーション」になりうる物かもしれませんが、良し悪しがあるよな~と感じております。

 

昔、「あなた(私)の山行記録に拍手したのに、なんで私の記録に拍手をくれないんだ!」みたいなコメントをいただいたことがあります。

 

直ぐにそのコメントを削除し、「無視」することにしたのですが、一定の割合でそんなヤマレコユーザーが今も居るかと思われます。

 

「お返し拍手」を期待して、ろくに記録を読まずに手当たり次第拍手をモリモリする輩も居るみたいです。

 

1拍手500円貰えるなら、私もモリモリ拍手しまけどね!

 

私は基本、面倒ですし時間の無駄だと思ってますので、「拍手」はしませんし自分自身も求めておりません。

 

ヤマレコのユーザー数が多すぎて、良い記録が埋もれてしまいます。

素晴らしい内容の記事でも、一度埋もれてしまうと再評価される事はございません。

 

また、ヤフーやグーグルの検索システム上、同じサイトの似たような記録(記事)が上位に数多く載る事はありません。

 

ですので、ヤマレコの自分の記録を外部の検索から観に来る方も皆無になります。

 

折角、手間暇かけて書いたのに、「読まれない」のは寂しいことですよね。

 

他のユーザーの目や拍手を意識して無謀な挑戦を誘発しやすい。

自分の実力以上に頑張ってしまい、痛い目に遭う典型的なものだと思います。

 

「なんで自分は山登りするのか」を今一度見つめなおすのも良いのではないでしょうか!?

 

記録ありきではなく、「楽しく登り、素敵な山ガールをゲットする!!」のが、本来の登山ではないのかな~っと思います(?)

 

挑戦することはとても大事ですが、「なんで挑戦するのか?」が重要な気が致します。

 

え~まだまだあるんですが、長くなるのでこの辺にしたいと思います!

 

上手なヤマレコの利用の仕方について

ヤマレコを上手く活用する秘訣としては「自分と同レベルの登山者」、「嘘・偽り無く記録を書いてくれる信頼できるユーザー」を探す事に尽きるかな~っと思います。

 

どのような思いでヤマレコをやっているか分かりませんが、「記録」と言うよりは、「思い出」として山行記録を書いているユーザーが多いんじゃないかな~っと思っております。

 

ですので、私はヤマレコで面白そうなユーザーを見つけたら、その方の「ブログ」を読むようにしております。

 

なおかつ、「フェイスブック」をやっていて、ブログと連動されている方の記録は非常に信憑背が高く、「良い記事」を書く方が多いと感じております。

 

ヤマレコユーザーは、「匿名(ユーザー名)」で記録を書いてますが、ブログがフェイスブックとリンクしていると、「いい加減な事」を書けませんしね。

 

ちなみに私は「フェイスブック」を一応やっておりますが、こちらのブログとはリンクさせておりません!

 

ですので、私が書いている山行記録などは、信憑性がかなり怪しいので、まともに受け取ってはなりません!!(笑)

 

まとめ

どんなサイトでも一長一短はありますが、ヤマレコは全体的に良く纏まっていて利用しやすいサイトであることは間違いございません!

 

あとは、「ヤマレコに何を求めるか?」になってきますので、それは考え方によって様々ですしね。

 

ヤマレコのメリット・デメリットは、私が書かずとも多くの方が色々とブログ等で発信しているのでアレですが、次回後編は、どうでも良い事を違う視点でさらに深く切り込でみたいと思います!

 

www.aohigetozan.com

ヤマレコの裏の姿について書いた記事になります。

知ってしまうと、ヤマレコに登録するのが・・・。

 

www.aohigetozan.com

最近利用者がモリモリ増えている登山情報サイトのヤマップ(YAMAP)について書いた記事になります。

ヤマレコのライバル的な存在になると思いますが、地図や料金等詳細に書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!

 

www.aohigetozan.com

ヤマレコが監修した、とっておきの登山ルート30選を読んだ感想になります!

登山初心者におすすめな内容でしたが、登山計画や登山用語など役立つ情報も多くあり勉強になる部分もありました!