- 乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊縦走について
- 乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊の日程・天候・メンバーアクセス
- 乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊のコースタイム・ルート・標高差
- 乾徳山・黒金山テント泊登山・水場の錦晶水の様子について
- 大ダオ・ゴトメキ・シラベ平・奥千丈岳登山の様子について
- 奥秩父縦走のまとめ
乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊縦走について
来週は、「有給調整」で無理やり休まないとイケないので、その日に山登りに出没しようかと考えている所なのですが、今日は私が愛してやまない「奥秩父山塊」を2泊3日のテント泊で周回した時の事を書いていきたいと思います!
雪がモリモリ積もっていて、とてもシンドイ行程でしたが、なんだかんだで楽しく思い出深い山の旅でした。
今回も地味に長いので、前・中・後編の3部作で行きたいと思います!
前編の今回は、徳和~乾徳山~笠森山~黒金山~大ダオ~トサカ~ゴトメキ~シラベ平~奥千丈岳でテント泊になります!
奥千丈岳で今回幕営したのですが、どちらかという「ビバーク」の扱いになるかと思います。
当初の計画では、大弛小屋でテント泊の予定だったのですが、あまりにも雪が深く思うように進まず、辿り着けなかった感じです。
登山にはイレギュラーな事がつきものですが、こんな乾徳山・黒金山・奥千丈岳登山のテント泊になりました!
乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊の日程・天候・メンバーアクセス
登山日程:5月02日(金) ~5月04日(日)
天 候 :5月2日晴れ
メンバー:登山仲間のkさんと私の2名
アクセス:乾徳山登山口バス停(徳和)に15台程の無料駐車場が有り、近くにトイレもあります。
塩山駅・山梨市駅からもバスが出てまして、乾徳山・黒金山登山口(奥千丈岳)アクセス可能です!
雪が少ないかな~っと思ったのですが、思いのほか多く積もっておりました。
奥秩父はよるになると天候が悪くなることが多いので注意して下さい。
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乾徳山・黒金山・奥千丈岳テント泊のコースタイム・ルート・標高差
徳和駐車場 6:20 → 6:49 乾徳山登山口 → 7:53 錦晶水 → 9:40 乾徳山 → 12:00 黒金山 → 12:54 大ダオ → 15:00 ゴトメキ → 15:30 シラベ平 → 17:10 奥千丈岳(幕営)
こちらが今回歩いた初日の奥秩父縦走のコースタイムになります!
大ダオからゴトメキ・シラベ平まで積雪と倒木が多く、時間が掛かっております。
この区間は、登山道が荒れてますので、コースタイムに余裕を持たせたほうが良いと思います。
そして今回のテント泊のルート・標高差がこちらになります!
前編で歩いた徳和~乾徳山~笠森山~黒金山~大ダオ~トサカ~ゴトメキ~シラベ平~奥千丈岳の登山ルートと標高差になります!
標高差のとおり、乾徳山~黒金山まで急登が続き、奥千丈岳も地味に登ります。
2泊3日のテント泊の割りに、結構距離が長いので歩き応えモリモリでした!
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乾徳山・黒金山テント泊登山・水場の錦晶水の様子について
今回はKさんと奥秩父をテント泊で周回したいと思います!
乾徳山から出発し、黒金山・奥千丈岳を経由して、グルッと奥秩父を縦走したいと思います!
それにしてもいつも爽やかなKさんですね~~
桜吹雪が特に似合います(笑)
そ~言えば久しく連絡してないんですが、お元気でしょうかね!?
アメリカに行っていた(いる?)んで、金髪美女とウフフフ♡な日々だった事でしょうね~(´∀`*)
私は「洋もの」よりも「制服もの」の方が好きなんですけどね(?)
久しぶりの乾徳山でございます!
長い鎖場が連続する乾徳山ですが、こんなオモザックで登ってよいのでしょうかね?(笑)
こちらが乾徳山・黒金山の登山口になります!
立派な登山口ですよね~
乾徳山を目指して地味な登りをこなしていくと、登山道の脇にある水場の「錦晶水」がありました。
直近で雨が降ったせいか、小さなゴミが多くてちょっと微妙でした。
そ~はいってもアレなので、念のため、こちらの錦晶水で明日の行程分の水も補給しておきました。
水を5L位運ぶこととなり、一気に肩と腰に快楽が増幅いたしました♡
よっ!富士山!!
錦晶水付近から見る甲府の夜景も綺麗でしょうね~(´∀`*)
そんな感じで乾徳山の登山の難所である鎖場が始まりました・・・。
それなりにホールドもあるので、岩場としてはそれほど難しくはございません。
ただ、重力に逆らう荷物の重みでバク転しながら滑落しちゃいそうになります!!
巻き道もあるので、状況に応じて鎖場を回避するのもアリかと思います!
我々も鎖場を1ヵ所巻いております。
よっ!乾徳山!!!
こちらも山梨百名山の1座でございます!!
徳に溢れる笑顔を振りまくKさんでございます♡
記載してますとおり、乾徳山は長い鎖場続き、滑落遭難事故が多発しております!
乾徳山での滑落事故について書いた記事になるます!
良かったらご参考にしてみて下さい!
「嫌よ嫌よは好きのうち♡」を信条にしておりますので、強引な口付けで乾徳山を奪っちゃいました♡
乾いた感じの肉感でしたが、そんな唇にメロメロになってしまいました♡
よっ!富士山!!
乾徳山は、360度の大展望でございます!!
そりゃ~チューの1つくらい奪いたくなっちゃいますよね(´∀`*)
目指す奥千丈岳・北奥千丈岳方面です!
近いようで遠いのです・・・。
乾徳山から甲府市街を一望できます!
いや~素晴らしい景色が色がる山頂ですよね!!
乾徳山から見る夜景は凄いでしょうね!!
ただ、ナイトハイクであの岩場を登り下りしたくないですねf^_^;
奥秩父主脈縦走路でございます!!
アップダウンが強烈ですが、思い出深い縦走路でございます。
奥秩父主脈縦走路を4泊5日のテント泊で歩いた時の記事になります!
良かったら登山のご参考にしてください!
乾徳山の山頂下ると、黒金山へ至るルートと、乾徳山の「下山コース」の分岐になります。
乾徳山は、登りと下りで登山ルートが違いますので間違わないようにしてください。
登りのルートで乾徳山を下るのは、少し危ないと思います。
黒金山へ進んで行くと乾徳山が良く見える場所があります!
山頂の尖がり具合が凄いですよね!!
アレでツボをグリグリしてもらったら、肩こり腰痛も一発で解消でしょうね!!
えらい急登をこなすと黒金山の山頂に着けました。
乾徳山から黒金山は近いかな~っと地図を眺めて思っていたのですが、倒木も多く、意外と遠かったですf^_^;
黒金山の山頂も展望が大変良く、明日以降歩く奥秩父縦走路がクッキリ見えました!
それにしても、凄いアップダウンの連続ですよね~~
ここで急速に萎えてしまいました・・・。
大ダオ・ゴトメキ・シラベ平・奥千丈岳登山の様子について
黒金山を後にし、大ダオ・ゴトメキ・奥千丈岳を目指したいと思います!
雪が多くてルートではない方に進んでしまい、よ~やく登山道に復帰した辺りでございます。
薄っすら踏み跡とマーキングがありました。
進んで行くと、とても雰囲気の良い草原に出ました!!
こちらが「大ダオ」でした!
も~唇を奪う元気もありませんでしたf^_^;
ここから破線ルートですが、乾徳山の登山口に戻れます。
途中に当てにできる水場もあるみたいです。
こちらで下りれば乾徳山・黒金山の周回が出来ますね~!
大ダオから乾徳山・黒金山の周回した時の記事になります!
雪が積もる乾徳山・黒金山への登山は、中々の苦行でした。
大ダオは本当に気持ちの良い所でした!
それこそ大ダオでテント張っても良いかも♡ってな感じでした。
大ダオから奥千丈岳を目指すと、倒木の嵐で一気にペースダウンでしたf^_^;
予定では大弛小屋か、国師ノタルで幕営するつもりだったのですが、間に合いそうにないですね・・・。
この倒木ですからね~・・・f^_^;
オモザックなもので、色々な所に枝が引っ掛かり、「槍衾」ってな感じに討ち取られてしまいました(?)
不幸は続き、段々と雪が深くなってきました・・・。
トサカ~ゴトメキ間は、ルートが少し分かり難いです。
それにしても雪が深いです。
ズボズボな雪なもので、一向にペースが上がりません・・・。
そして、この辺でシラベ平へ着地する道と間違い「本谷」へ進むと思われる管理道に入ってしまい・・・。
途中で気づいたので良かったものの、あのまま進んでいたら大幅な時間のロスでしたね~~
よ~やくシラベ平でございます。
水場とトイレはありませんが、東屋もあり、ビバーク候補地として使えます!
写真の真ん中やや左から奥千丈岳へのルート(石楠花新道)が続きます!
雪がかなり深くシンドイ行程でしたが、よ~やく奥千丈岳(2409m)に到着です!
計画では大弛小屋か国師ノタルで幕営予定でしたが、既に17:00を過ぎているのでこの付近でビバークすることにしました。
奥千丈岳の山頂付近に、1,2張りほどテントを張れる平らなスペースがありました。
ま~雪を平らに均した!が、正解かも知れません。
そんな感じで奥千丈岳の山頂で1日の労をねぎらいビールで乾杯しまいた!
長い長い一日が終わろうとしております。
錦晶水(水場)で水を多く汲んでおいて良かった感じです。
水さえあれば、テント泊ですので、何とでもなりますからね~(´∀`*)
奥秩父縦走のまとめ
そんな感じで奥千丈岳で二人の夜は過ぎ去っていくのでした・・・
誰も居ない山の中で、どんな奇天烈プレーを繰り広げたかは口が裂けても言えませんが、次回中編に続きます!
今回の乾徳山~黒金山~奥千丈岳間以上に辛い北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳への道のりになりました・・・。
多分、後編辺りで何かが生まれるかも知れませんので、乞うご期待です!(嘘)