- 鷹ノ巣山・倉戸山(榧ノ木尾根)雲取山と三条の湯テント泊について
- 三条の湯テント泊の装備
- 雲取山登山とルートの詳細について
- 鷹ノ巣山・七ツ石山登山とルートの詳細について
- 倉戸山・榧ノ木尾根登山とルートの詳細
- まとめ
鷹ノ巣山・倉戸山(榧ノ木尾根)雲取山と三条の湯テント泊について
前回に引き続きまして、鷹ノ巣山・倉戸山(榧ノ木尾根)雲取山と三条の湯テント泊縦走した続きを書きたいと思います!
前編で大寺山~鹿倉山を経由してのテント泊だったもので、足腰の疲労がモリモリ状態でございます・・・。
標高が低いとは言え、奥多摩の山は破壊力がモッコリですよね~!!
これで雪がある中でのテント泊縦走ですと、白目泡吹きだな~と思いつつ、今日は、冷たい雨がモリモリ降りましたね~~
こりゃ~山は大雪かな!?とワクワクしている誰かさんなんですが、アイゼンなどの足元の装備に抜かりなくでよね~~!
これからの季節は軽アイゼンが欠かせません。
ご興味がある方はご参考にしてみてください!
そんな感じで前回の鷹ノ巣山・倉戸山(榧ノ木尾根)雲取山と三条の湯テント泊縦走の続きに移らせていただきます!
久しぶりに登った鷹ノ巣山と雲取山からの景色に大変癒されました!
また、倉戸山(榧ノ木尾根)も雰囲気がよく、今回は景色に恵まれたテント泊での登山になりました!
そしてこちらが前編で登山をしました大寺山・鹿倉山・三条の湯テント泊について書いた記事になります!
奥多摩湖の三頭橋から入山し、大寺山~鹿倉山~サオラ峠~三条の湯でテント泊の記録になります!
そしてこちらが鷹ノ巣山・倉戸山・雲取山登山の詳細になります!
登った日:1月06日(金) ~ 1月07日(土)
天 候:両日ともに快晴
メンバー:単独
交通手段:三頭橋近くの無料駐車場にバイクを駐輪
コース・高低差:前編に記載
1月になりますと、テント泊はかなり寒く厳しい夜になりました・・・。
防寒対策を忘れずに!
そして、鷹ノ巣山・倉戸山(榧ノ木尾根)雲取山への登山のコースタイムがこちらになります!
三条の湯 6:24 → 8:14 三条ダルミ 8:16 → 8:49雲取山9:00 → 10:08 七ツ石山(昼食) 10:45 → 11:52 鷹ノ巣山避難小屋 11:58 → 12:19 鷹ノ巣山 12:22 → 13:08榧ノ木山 → 13:51 倉戸山 13:53 → 14:52 女の湯バス停 → 15:26 陣屋バス停
三条の湯から雲取山・鷹ノ巣山を経由して倉戸山まで8時間ほどのコースタイムになります。
テント泊装備で歩いてますので、日帰り登山のコースタイムとしては参考にならないかもしれません。
1月は日没が早いので、三条の湯を5時前後には出発したいところだと思います!
三条の湯テント泊の装備
こちらが今回三条の湯でテント泊をした時の装備一覧になります!
三条の湯は、名前の通り温泉に入ることができますので、着替えとタオルを少し多く装備に追加したほうが良いかもしれません!
約20kg(水の重量含む)
水 6日2.4L、7日2.6L、梅酒250ml、おにぎり2個約300g、お餅2個約200g、行動食(チョコ・飴・ナッツ他) 約400g、生卵1個約80g、菓子パン3個(約500g)、うどん(生)360g、豚肉180g、ツミレ250g、キノコ100g、鍋キューブ(チゲ味)3個(45g)、インスタントラーメン 2個(約250g)、レトルト味噌汁1個、トイレットペーパー1ロール(2/5消費)
プリムスガス缶小1缶(3/5消費。)
※水を1.5L前後沸かし、調理で40分弱使用しております。
ザック75L(2.65kg)、テント1.45kg(フライ使用せず、ペグ5本含む)、テントマット180g、ボトムシート170g、寝袋1.250kg(厳冬期用)、スリーピングマット約380g
バーナー・カップ(300ml)・フォーク・フライパン・フライパン返し・プラティバス2L用1つ。
サンダル・タオル2枚、着替え(長袖2枚、靴下1枚)、テントシューズ、ダウン(上下)・手袋(薄手・厚手)・バラクラバ・帽子、合羽・ザックカバー・ヘッドライト・予備電池・カメラ予備バッテリー・ダブルストック・熊鈴・歯ブラシ・絆創膏(8枚)・胃薬・頭痛薬・コンタクト・目薬・日焼け止め・ミニテーブル・バッテリー・軽アイゼン・マスク・その他諸々
三条の湯から雲取山・鷹ノ巣山への登山道には、水場が数ヵ所ありますので、水を多く荷揚げしなくてもよいのが便利ですよね!
雲取山登山とルートの詳細について
三条の湯のテント場でタオルを干していたら凍ってしまいましたf^_^;
何処のクリーニング屋さんでも、ここまでピンと立つ仕上がりにできないと思います(笑)
ちなみにテントの中は△6℃(外は△8℃前後)で寒い夜でした。
お世話になった三条の湯(三条小屋)です!
三条の湯(三条小屋)での宿泊者は6人前後いたみたいです。
朝の6時が過ぎてますがまだまだ暗いですね~。
さ~雲取山・鷹ノ巣山・倉戸山へと登りたい思います!
朝焼けの奥秩父主脈縦走路方面です!
あのピークは三ツ山ですかね!?
雲取山まで遠いですね~・・・。
鷹ノ巣山はさらに遠いので、既に涙目でございます・・・。
飛龍山方面も綺麗に見えました(´∀`*)
今日も良い天気な予感が致します♡
よ~やく石尾根越しにご来光となりました!!
日が出ると一気にポカポカしてきます!!
水無尾根近くにある最初の水場です。
50代男性!ってな感じの水量ですが(?)凍結もしてませんでした。
雪に埋もれない限り、この水量なら暫く給水可能だと思います。
ここから三条ダルミの間にも水場がありますが、そちらは凍結のため利用できません!
雲取山までのルート上に水場があるので荷物を減らせて便利ですよね!
モリモリ登って行くと開けた場所に出ます!
こちらが三条ダルミで展望も良く一本入れるには最高の舞台です(*´з`)
ここから雲取山までのルートは急斜面になってきます。
よっ!富士山!!!
よっ!アップで富士山!!
いや~寒いですが最高の景色でございます(´∀`*)
何度も書きますが、三条ダルミから雲取山への登りがまた急登で・・・。
昨日歩いた大寺山~鹿倉山も綺麗に見えました!
それにしても山深くとても静かで最高でございます♡
ただ、三条ダルミから雲取山頂まで急登が約250m続き、白目の世界が待っております・・・。
白目を通り越し目玉が飛び出した辺りで今回の登山の最高峰である雲取山に着けました!
雲取山の標高は2017mでございます!!
東京都で一番高い場所になります!
そうなんです!
雲取山の標高が2017m、今年が2017年なので数字が一緒の「年山」でございます!
正に、今年は雲取山の年と言っても過言ではないですよね!
お正月ギリギリに登れてオジサン嬉しいです。
雲取山の山頂から大展望が広がり南アルプルもクッキリ見えました!
クッキリ見えたんですが、あまりの急登に意識が遠のき、手が震えてしまってブレブレでございます(苦笑)
手前が鳳凰三山、奥が北岳ですかね!?
アッチは凄い雪景色ですね~♬
甲斐駒ヶ岳もクッキリでした!
甲斐駒ヶ岳も厳冬期に登ってみたいんですが、この時期でギリギリですかね!?
もっと技術を磨きたいですね~~
黒戸尾根から八丁尾根日帰り周回をしたのが懐かしいです。
浅間山ですかね!?
白馬岳方面も見えたんで、北アルプスも一望できました!!
この時期でないと見れない眺望ですよね!
真ん中のピークが飛龍山ですね!
遠くに北奥千丈方面も見えてますね~!
GWに縦走した奥秩父主脈縦走の記憶がよみがえってきました!
奥秩父主脈縦走の記録です。良かった読んでみて下さい!
どこまでも山々が連なっております!
私のテント泊縦走デビューは、まさにこの奥秩父主脈縦走路でした。
そんな感じで雲取山の直下にあります雲取山避難小屋です。
20人くらい泊まれてトイレも綺麗に整備されております。
どっかの山小屋よりもよっぽどシッカリとした造りになっております。
鷹ノ巣山・七ツ石山登山とルートの詳細について
石尾根がとても綺麗でした(´∀`*)
この時間だと、まだ登山者も少なく静かでした。
写真には写ってませんが、目指す鷹ノ巣山・七ツ石山も見えてますね~!
神々しい光に包まれておりますね(´∀`*)
昨日、あれだけ大寺山で「新年の舞」を披露したので、お釈迦様も気分が良くなったんでしょうね~(?)
逆側を振り向くと、鷹ノ巣山・蕎麦粒山屋や川苔山が綺麗に見えました!
アッチも久しく行ってないんで、今年のどこかで登りたいもんです!て、行きたい所が多くて困ってしまいますf^_^;
「山と高原地図」を作っている会社(昭文社様)に就職したいですね!
多分、山好きは同じことを考えているに違いないと思います!
よっ!日本一!!!
鷹ノ巣山へのルート上から富士山の展望が良すぎて先に進みません!!
手前の大菩薩方面も綺麗な尾根をしてますよね~(´∀`*)
南アルプスオールスターズでございます!
私も仲間に入りたい!!
素直に感じました♡
間ノ岳と農鳥岳ですかね!?
去年登ったのが懐かしいですね~(´∀`*)
農鳥岳・白峰南嶺残雪期の登山記録です。
中々強烈なルートになるのですが、興味がある方は是非!!
時間もあるので富田新道の入口経由で下りる事にしました。
この先が富田新道でございます!
ここも歩いたことないんで、行ってみたい筆頭の尾根です!
新緑の頃かな~っと思いつつ、いつになる事やら・・・
登山道
寄り道を楽しんだところで石尾根に戻ってきました。
いや~景色が良いですね~~日差しが強くて美白命の私にとっては辛い時間帯でした・・・。
これ以上、ヒゲなんだかシミなんだか分からん物体が増えてもらっては困るのです!!
ほどなくして奥多摩小屋に辿り着けました。
まだまだ早い時間なので、テント場はガラガラでした。
七ツ石山に登っていると、登山仲間のKさんとすれ違いました!
「よく似た人がいるな~」と呑気に登っていたんですが本人でビックリです!!!
山頂から、「落石の刑」や「石打の刑」が来なくて本当に良かったです(?)
ホント、悪い事は出来ないよな~っと、改めて思い知りました。
ハプニングを乗り越えて七ツ石山でございます!
七ツ石山の山頂プレートが真新しく重厚感あふれますね!!
腹が減ったんで、裏で昼飯にしました。
なんだか分からん絵ですが、今日は「味噌ラーメンごじゃまぜ」だよ♡
別名「猫まんま」ならぬ「猫ラーメン」かも知れません(笑)
「猫ラーメン最高!!」とニャーニャー騒いでいると、先ほど居た雲取山が優しく微笑んでおりました♡
それにしても鷹ノ巣山までまだまだ遠いですね~
「塩辛そうだけど美味しそうだね♡血圧気を付けて!」と、言っているような七ツ石山の山頂から七ツ石山の山頂からの景色の景色でした。
塩分濃度も急上昇したので鷹ノ巣山を目指したいと思います!
石尾根らしいフラットな道が続きます♬
モリモリ進むと鷹ノ巣避難小屋になりました。
水場もあり、トイレもあるので避難小屋ではもったいないですよね~
さ~鷹ノ巣山へ登りたいと思います!
えぐい登りをこなすと鷹ノ巣山になりました!
こちらは登山者が多く、お祭り気分を味わえました♡
風も強くてここは寒かったです(>_<)
鷹ノ巣山も、奥多摩山塊を代表する山ですからね~
寒いけど鷹ノ巣山の山頂から最高の展望が待ってました!
真ん中の小さな白いのが昨日出没した大寺山の仏舎利塔になります。
やっぱり何処から見ても目立つんですよね~~
奥の方に愛する丹沢山塊も綺麗に見えました♡
右手前のピークが三頭山ですね!
鷹ノ巣山は、本当に景色が良いですよね~!
登山に人気があるのもうなずける鷹ノ巣山からの景色でございます!
倉戸山・榧ノ木尾根登山とルートの詳細
さ~お腹一杯鷹ノ巣山からの景色を見た所で先を目指します!
これから歩く倉戸山と榧ノ木尾根がチラチラ見えてますね!
今日は鷹ノ巣山から倉戸山経由で戻りたいと思います!
榧ノ木尾根は初めて歩くのでドキドキでございます♡
榧ノ木尾根は美林が広がりとても雰囲気が良かったです!
落ち葉が凄く、踏み跡不明瞭なので注意が必要です!!
一糸乱れず並んでおりました!
この倉戸山の榧ノ木尾根は、熊の出没が多いみたいですが、栗の木が多いのが原因なんでしょうかね!?
過去に、トレランの方が倉戸山の榧ノ木尾根で熊と遭遇し大怪我をしております。
アチコチに木があり、動物にとって大事な食事処なんでしょうね。
緩やかな榧ノ木尾根が続きウットリ♡していると倉戸山に着きました。
今日は、意味深な「女の湯」へ下山したいので倉戸山から「峰谷方面」へ進みます。
倉戸山からモリモリ急坂を下りて行くと奥多摩湖が見えてきました。
ここまで落ち葉が凄くかなり滑りました。
1ヵ所、落ち葉がモリモリ堆積した細くキレ落ちた箇所がありますので、下りで使わない方が無難だと思います。
よ~やく女の湯バス停(倉戸山登山口)に着けました。
考えていたイベントが無くてシンミリしてしまいました・・・(>_<)
何のイベントかは内緒でございます♡
奥多摩湖がとても綺麗でした(´∀`*)
女の湯バス停近くの水場は枯れて利用できませんでした。
倉戸山登山の当てにできませんので、ご注意ください!
麦山の浮橋でございます!
当初、対岸に渡って戻ろうかと考えていたんですが、思ったほど車が来ないのと、少し登り返すのが嫌になってしまい・・・f^_^;
温泉で充電したパワーがすでに底をついてしまいました(>_<)
よ~やくバイクを停めた三頭橋近くに戻ってこれました!
倉戸山・榧ノ木尾根が地味に長く驚きました・・・。
も~少し早く到着できると思っていたんですが、だいぶ時間が掛かってしまいました・ね~・・。
まとめ
今回、三条の湯の温泉でノンビリできたのが影響してか、腰の違和感がだいぶ良くなりました。
寒い季節だとテント泊はかなり辛いですが、温泉入れると温まってかなり違いますよね!
鷹ノ巣山・倉戸山・雲取山は、公共交通でも行けるますので、また、季節を変えて出没したいな~っと考えております!
標高1100mにある、秘湯 三条の湯はお勧めでございます(・ω・)ノ
野陣尾根から雲取山へ登った時の記事になります!
富田新道も歩いてますので、雲取山・鷹ノ巣山登山の参考になれば幸いです!