アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

百蔵山登山!水無山・大峰縦走!猿橋から富嶽十二景巡り(前編)

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百蔵山からの富士山

 

 

 

百蔵山登山と大峰・雁ヶ腹摺山縦走について

今回は、日本三大奇橋の1つに数えられている「猿橋」から百蔵山へ登りそこから大峰・楢ノ木尾根・雁ヶ腹摺山・宮地山を縦走登山をした時の記録を書きたいと思います!

 

今回の目玉としましては、百蔵山から大峰までの区間が未踏な所があり、そこを歩いてみたくコースに組み込んだ感じです。

 

折角、大峰に行くなら、富嶽十二景の1つである雁ヶ腹摺山にも登りたいと思い、登山の計画に入れてみました!

 

大峰~雁ヶ腹摺山の区間を「楢ノ木尾根」と呼ぶのですが、こちらも歩く人がとても少なく、静かな山歩きの時間を送れるので、大好きな尾根の一つでございます!

 

少し話が飛ぶのですが、久しぶりにPCのメールを確認してみると、「Anazon」と言う会社から「商品受注のご案内」と言う内容の知らせが届いておりました。

 

そ~っか・・・白目になっている時に「左クリック」しちゃったんだね。

 

と、その時は思ったんですが、モリモリ思い返しても購入した記憶が全くない!

 

なんざんすかね~!?となり、思わずメールを開こうとした寸前に気づき、事なきを得ました!

 

いや~敵ながら天晴れなカモフラージュですよね!!

 

「AJIDASU」とか「NICE」、「ロッチ」に中華料理店をイメージした「アーイヤン」とか、色々と胡散臭いのがありますが、「ANAZON」は初めて聞きました!

 

中々センスがあるね~!と、褒めてあげたい今日この頃でした!

 

そんな感じで話を戻し、今年最後の縦走登山かな?と思い、12月24日に少しロングのコースで山に行って来ました!

 

折角のクリスマスが、本気の「クルシミマス」になった瞬間でした(涙)

 

 今回も地味に長いので、2部構成(前・後編)でいきたと思います!

 

前編は、富嶽12景巡りとして、猿橋駅から百蔵山を経由して、水無山、大峰迄でございます!

 

後半は、大峰から雁ヶ腹摺山・大垈山・宮地山を経由して猿橋へ戻る感じです!

 

こんなクリスマスイブになりました!

 

百蔵山登山の日程・天候・メンバー・アクセス

登った日:12月24日(土) [日帰り]

 天  候:快晴

メンバー:単独

交通手段:JR上野原駅の無料駐輪場にバイクを駐輪

 

<行きのアクセス>JR上野原駅 5:31発  JR猿橋駅 5:47着

 

<帰りのアクセス>JR猿橋駅 17:37発 JR上野原駅 17:54着

 

百蔵山登山の場合、中央線沿いに登山口がありますので、電車でアクセスした方が便利だと思います!

 

コース・標高差・コースタイム(猿橋~百蔵山~大峰)

コース・高低差(猿橋~百蔵山~大峰~雁ヶ腹摺山~大垈山~宮地山)

 

コース・高低差猿橋駅からスタートし、百蔵山、大峰

こちらが今回の登山で歩いたコースと標高差になりますが、猿橋駅からスタートし、百蔵山、大峰までが前編の記録になります。

 

標高差の地図の通り、百蔵山まで急登が続き、一度麓に下山しております。

 

そこから再度、水無山・大峰を目指して尾根に乗り急坂をひたすら登っております。

 

水無山~大峰の間は、バリエーションルートになってますが、踏み跡もそこそこありました。

 

そしてこちらが百蔵山~水無山~大峰登山のコースタイムになります!

 

JR猿橋駅 5:53 → 7:11 百蔵山  → 7:27コタラ山 → 8:15 浅川バス停 → 8:50 NHK七保中継所 8:57 → 9:55 尾越山 9:58 → 10:11 水無山 → 10:58 大峰(昼食) 11:21

 

浅川バス停 からNHK七保中継所までのルートが分かり難く、時間を大幅にロスしております。

 

NHK七保中継所まで辿り着ければ、水無山・大峰までのルートは比較的わかりやすく、サクサク登れるのではないかと思います!

 

 

百蔵山周辺(コタラ山)の登山コースの状況

百蔵山までは、一般登山道で危ないところ少なく、特に問題ありません。

 

コタラ山西尾根は、一般登山道ではないので注意して下さい。

 

コタラ山周辺は、踏み跡もなく、最低限のマーキングしかありません。

 

今回、P695からルートを間違ってしまい、風原バス停に出てしまいました。

 

本来は、P695から西に進むのが正解です。

 

そ~すると浅川入口バス停近く出る事が出来ます。

 

浅川バス停入口付近からP672(NHK中継所)を目指して尾根に取り付いたんですが、本来のルートでない場所を登っております。

 

も~少し南側から取り付くのが正解みたいですが、非常に分かり難いです。

 

P672(NHK中継所)から大峰までは、踏み跡不明瞭ですが尾根を外さなければ問題ありません。

 

ただ、アップダウンが結構あって地味に時間が掛かります。

 

登山装備

今回の百蔵山登山で使用した、登山装備がこちらになります!

 

水2.6L、(余り 0.3L)


貧乏セット(昼食)ラップラーメン、おにぎり2つ、お煎餅、チョコ、飴玉各 10個

 

アルコールストーブ、防風、スノーピークチタンシングルマグ 450、メタノール120ml(80ml消費)、ライター、登山用ナイフ、フォーク、ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、サングラス、日焼け止め、クマ鈴、トイレットペーパー1/5使用、その他諸々

 

猿橋から百蔵山登山の様子

猿橋駅

 さ~今日は猿橋駅から百蔵山登山のスタートです!

今日は中々のロングコースなので、何時に猿橋駅へ戻ってこられるか・・・

てか、ここに戻ってこられるのか!?と、色々と考えてしまいました。

 

 

百蔵山の登山口

 まだ薄暗いですが、こちらが百蔵山の登山口になります!

猿橋駅からここまで舗装路歩きなのですが、結構な急坂で涙目になってしまいます!

急坂に喜びを感じてしまうMな体で本当に良かったです(笑)

 

 

百蔵山登山道

 百蔵山へ少し登ると展望が開けます!

ご来光に間に合いそうですね!!

 

 

日の出

 「日の出の舞」を力強く舞ったのは、ご想像の通りでございます!

誰も居ないので、も~やりたい放題でついつい歌いだしちゃった誰かさんでございます。

 

 

富士山

 よっ!富士山!!!

今年も私だけを見守ってくれて、本当に有難う♡

来年も私だけを見守ってね♡

 

 

富士山美しい

 見つめれば見つめるほど惚れてしまう感じです。

雪のあるお姿が本当に絵になりますね!

そりゃ~銭湯に描きたくなるのも良く分かります。

 

 

猿橋街並み

 眼下には、活動を始めようとしてる街の風景を眺める事が出来ます。

きっと、目玉焼きには醤油だろ!いやいや、ソースだよ!なんの!塩オンリーだよ!と、醜い争いを1件くらいは何処かの家庭でやっていることでしょう・・(?)

ちなみに私はソース派です!顔もソース顔かな!?

ま~ブルドックみたいな顔をしてますしね・・・

 

 

百蔵山日の出景色

 なんかイイですよね!!

一期一会やな~っと感じていた時間帯でした。

 

 

P907のコル部分

 さらにモリモリ登って行くと 百蔵山への分岐になります。

この付近がP907のコル部分ですね。

ここまで来れば、 百蔵山の山頂も近いです!

 

 

朝焼けの富士

 百蔵山の山頂付近からの朝焼けの富士が良い感じでした!

私も酔っぱらうとこんな感じの色の頬っぺたになります。

いや、嘘を言いました。

お酒飲んでも毛根の影響で青いままですね。(?)

 

 

百蔵山山頂

 よっ!百蔵山!!

ついつい、モモクロ山~Z!!と、叫んでしまいますf^_^;

きっと、「変態戦隊 モモクロ山~Z」が、そのうち山でデビューすると思われます(?)

 

 

百蔵山山名プレート

 僕は、「青」の戦闘服を着たいな~っと思っていたかどうかは記憶にございません。

 百蔵山は富嶽十二景に選ばれているだけあって、富士山の景色が素晴らしいです!!

 

 

コタラ山から浅川バス停までのバリエーションルートについて

百蔵山周辺

 なんだか分からなくなってきましたが、コタラ山を目指します!

百蔵山から扇山へ向かう途中でこちらから左(西)へ進みました。

薄っすらですが踏み跡があり、百蔵山からだとコタラ山の手前を巻く感じになります。

案内はありませんが、赤丸の杭が目印になります。

コタラ山から浅川バス停まではバリエーションルートになりますので要注意です!

 

 

百蔵山尾根道

 コタラ山の尾根はこんな感じです。

途中から踏み跡がなくなりました。

時々マーキングがあるのですが、それも少ないです。

 

 

百蔵山林の境目

 コタラ山から浅川バス停までは、基本、右手の天然林と左手の人工林の境目(真ん中)を進んで行きます。

 

 

P695付近道迷い

 少し下った所にこちらがあり、ここをP695と勘違いしドツボにハマってしまいました・・・(さらに下った所にもマーキングが見えた)

高度計は695m付近だったので安心してしまい方角の確認を怠ってしまいました。

ここから進路が徐々に北側にかわり、なんか変だな~っとコンパスで確認した頃にはだいぶ下ってしまった後で・・・

百蔵山から浅川バス停に行く場合は、ここの一段上で進路を西にとるべきだっと思われます。

多分、P695付近に行けば、私が何を言っているか分かるかと思います。

P695付近は、尾根が広く支尾根もあるので要注意です!

 

 

マーキング

登り返すのもアレなので、地形図を見たら行けそうな感じでしたんで、遠回りですが北側に下りる事にしました。

この看板の所に下りたのですが、地味にマーキングが随所にあったので、間伐か何かで使っていた道なのかも知れませんね。

 

 

橋

 橋もあり、渡渉しなくてすみました!

ただ、渡ると民家の庭に出てしまうので、このコースは使ってはイカンと思われます。

 

 

民家屋根

浅川バス停ではなく、風原のバス停に出ました。

屋根が見えるかと思いますが、こちらの庭に出てしまいました。

だいぶ遠回りになってしまい、痛い時間のロスでございます・・・。

 

 

浅川バス停

 浅川バス停近くのこちらから尾根に取り付き水無山・大峰を目指しました!

反対側に上平バス停(?)と自動販売機があり目印になります。

 

水無山・大峰登山のバリエーションルートの様子

大峰登山口

 民家の目の前右手にこちらの入口があります。

ここから中に入って取り付き地点を探したんですが見つからず、無理やり尾根を登る事にしました。

藪は凄いし大きな岩場もあったりで、大変難儀しました・・・。

ここが取り付き地点で正解か、かなり疑問です。

 

 

大峰登山口付近

水無山・大峰を目指しヤケクソ気味に直登すると、マーキングが見えてきました。

ただ、踏み跡もなく、何のマーキングが分からない感じです。

 

 

大峰登山道

 さらに直登すると、よ~やく登山道っぽい道に出ました!

いや~~ここまで大変でした・・・。

今度は逆コースで歩いて、水無山・大峰ルートの正確な取り付き地点を探してみたいもんです!

 

 

金龍寺分岐

 少し登ると、こんな感じの意味深な踏み跡とマーキングが有りました。

地形図を見ると、ここから金龍寺へお降りられそうな予感が致します。

違ったらごめんなさい(-∧-) (笑)

 

 

綺麗な登山道

 なんだか分かりませんが、ビクトリーロードを歩いている気分になりました!

ライスシャワーを投げつけて欲しい感じでした。(?)

 

 

P672にあるNHKの中継所

 よ~やくP672にあるNHKの中継所です。

この周辺は尾根が広く、水無山・大峰方向に行く場合は、進む方角がに変わりますので注意して下さい!

赤矢印の通り右手(北)になりますので、真っすぐ進んじゃ駄目よ♡

 

 

大峰方向

 尾根が広く落ち葉も深くとても静かな空間です。

冬枯れの季節も良いですね~♬

新緑・紅葉の季節も綺麗でしょうね!

 

 

大峰道標

 水無山・大峰を目指して進むと、途中でヒッチさんの道標がありました。

ついつい「ハイク」と加筆したくなるのは何かの病気ですかね?(笑)

 

 

大峰急登

 車に乗せて水無山・大峰まで連れて行って欲しい感じの急登になります・・・。

落ち葉が深く、ズルズル滑るので、なかなか進みません(>_<)

も~軽アイゼンがあれば・・・と、悔やまれる時間帯でした。

※自然破壊になるので止めましょう!

 

 

トラバース分岐

 トラバース気味の道を行くと尾越山の山頂を巻いてしまうので、登り返してみました。

するとハイクさんが作ったと思われるプレートがありました!

ついつい、「ヒ」を「ア」に書き換えたくなる願望があるんですが、これも何かの病気でしょうかね?(笑)

 

 

百蔵山や権現山が見えた

 木々のモザイクが濃い目ですが、尾越山から先ほど居た百蔵山や権現山が見えました!

 

 

水無山

 少し登れば水無山です。

水無山は非常に地味なピークですが、コンサバ系が好きな私にとってはツボなお山ですね♡

 

 

水無山周辺

 なんだかさっきから似たような景色が永遠と続きます・・・

デジャブか!?と、何度も思ってしまいました。

こ~やってグルグル回って道迷いをしてしまうんでしょうね~・・・(?)

 

 

上和田コース分岐

 水無山山頂から程なくして上和田コースと合流しました。

ここから踏み跡が明瞭になってきます。

 

 

大峰から富士山

 大峰へ進むと段々と展望も開けてきて私が大好きな富士山がチラチラ見えてきます!

 

 

大峰から丹沢山塊展望

 歩いてきた山々を一望できました!

奥に見えるのは、丹沢山塊でしょうかね!?

蛭ヶ岳のような気がします・・・って、何処のことを言っているか分からんですよね(笑)

 

 

藪と落葉

 藪が煩く、落葉でズルズル滑り、自分の飴色のタメ息がとても臭くここまで大変難儀しました^^;

いや~西沢ノ頭まで中々の急登でした・・・。

 

 

大峰と小金沢公園分岐

大峰山頂目指して登っていくと、こちらの道標が見えてきます。

ここから小金沢公園に下りる事が出来るのですが、その場合の入口は、赤矢印付近にになります。

小金沢公園までは、一般登山道ではないですが、暫く下りると防火帯になり、道がハッキリしてきますので、それほど難しい尾根ではございません。

1箇所?枝尾根があるので、そこだけ注意です。

大峰山頂は、青矢印の方向へ進みます!

 

www.aohigetozan.com

小金沢公園から大峰へ登山した時の記事になります。

先ほどの分岐に上がってきた記録になります。

良かったら参考にしてみてください!

 

大峰祠

 先ほどの道標から直ぐの所に祠が有りました。

 

 

大峰の山頂

 そんな感じで大峰の山頂です!

ここまで遠くかなりの急登でした・・・。

小金沢公園へ下りる場合は、この裏からではなく、先ほどの所ですので注意して下さい。

 

 

大峰の山頂昼食

 腹がペコペコでヘソからゴマが駄々漏れ状態です・・・(?)

さ~いつもの「貧乏セット」で充電し、残り半分も頑張りたいと思います!

 

百蔵山から大峰登山のまとめ

コタラ山西尾根で道を間違えて時間をロスし、NHK中継所への取り付きで脚の筋肉を酷使し、非常に微妙な感じになってきました・・・。

 

当初の計画では日没になりそうなので、歩きながらルートの再設定をする羽目になりました。

 

さ~どんな結末になり、どんな景色が待っていたのか・・・

 

後半へ続きます!! 

 

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大峰から雁ヶ腹摺~山宮地山~猿橋へ縦走した後編の記録になります!