アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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三宝山日帰り登山!三宝岩・近丸新道・甲武信小屋厳冬期(後編)

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三宝山付近からの八ヶ岳景色

 

 

 

三宝山日帰り登山(ピストン)について

前回に引き続きまして、三宝山・甲武信ヶ岳を絡めて厳冬期に登山した時の続きの記事になります!

 

甲武信小屋を後にすると、一気に空気が冷たくなり、とても寒い登山になりました。

 

標高が高い三宝山・甲武信ヶ岳ですので、この時期は特に冷え込みますよね・・・。

 

この時期に甲武信小屋でテント泊する勇気はないのですが、小屋泊でもかなり寒いのではないかな~と思ってしまいます。

 

三宝山は、埼玉県の最高峰になりますが、そのわりにはあまりメジャーな山ではないですよね。

 

やはり、アクセスが悪いのが、三宝山が有名になれない1つの原因かな~と思っております。

 

三宝山へ日帰り登山するとなると、コースも長く、時間的にも大変厳しくなってしまうのもありますよね。

 

道の駅みとみから入山すると、甲武信ヶ岳まで行けば満足感でいっぱいになり、敢えて三宝山へ登ろうと思いませんしね。

 

少し話が変わるのですが、なんだか今日は体がアチコチ痛く、ロボットのような動きでございます・・・。

 

迫りくる年には勝てないみたいで、疲労回復が遅くなったな~っとシンミリしてしまいます。

 

35歳を過ぎたあたりから、体力・気力にアッチ方面もガクッと落ちたよな~っと実感しているのですが、さらにガクッと落ち続けております・・・。

 

こ~やって年を取っていくのね~っと思うと、なんだか寂しいような、ジタバタして流れに逆らいたいような~・・・、そんな気持ちでございます。

 

体力維持には山登り!と言い聞かせ、寒くて起きるのが嫌ですが、尻に鞭を入れてウットリ♡しながら頑張っている今日この頃です!

 

そんな感じでクルシミマスを返上し(?)24日、25日と山登りに行ったんですが、それまた明日書きたいと思います!

 

前置きが長くなってしまいましたが、厳冬期 三宝山・甲武信ヶ岳日帰り登山の続きに映りたいと思います!

 

こんな日帰り登山の1日になりました!

 

前編の登山の記事(道の駅みとみ~甲武信小屋~甲武信ヶ岳)

 

www.aohigetozan.com

徳ちゃん新道を使って、木賊山・甲武信小屋・甲武信ヶ岳まで登った前編の記事になります!

調度、甲武信小屋の小屋締の最中で、名物小屋番さんと写真撮影出来てラッキーでした♡

ただ、甲武信小屋・甲武信ヶ岳周辺の雪が多く、とても寒くて難儀しました。

 

三宝山・近丸新道日帰り登山の日程・天候・メンバー

登山日程:1月04日(月) [日帰り]

天  候:快晴も強風でとても寒かった

メンバー:単独

交通手段:「道の駅みとみ」にバイクを駐輪(無料)
西沢渓谷の入口近くにも広い駐車場がありますが、道の駅の方がトイレや自動販売機などもありますので、何かと便利です。

 

厳冬期の登山になりますので、単独山行はリスクが大きく、団体で行かれることをお勧めいたします。

 

三宝山・甲武信ヶ岳周辺は雪が積もり、凍結しているところも多く危ないです。

 

日帰り登山で三宝山を目指す場合、ある程度体力が必要です。

 

 

三宝山の登山コースの状況・コースタイム

三宝山登山のコース状況になりますが、甲武信ヶ岳山頂から三宝山への下が急坂の上、 凍結が凄くて大変難儀しました。

 

6本爪アイゼンですと荷が重く、ピッケルが欲しいくらいでした。

 

4本爪軽アイゼンやチェーンスパイクですと、かなり怖いと思いますので要注意です!

 

厳冬期に足回りを怪我すると行動不能となり命取りになりますので、登山装備は念には念を入れてください!

 

また、雪が積もっていると登山道が分かり難く、コースを間違えてしまう危険性もありますので、地形図を持っていく事をお勧めいたします。

 

そしてこちらが三宝山・甲武信ヶ岳日帰り登山(ピストン)のコースタイムになります!

 

甲武信ヶ岳 11:24 → 11:48 三宝岩 11:51 → 11:53 三宝山 11:55 → 12:38 甲武信小屋 12:48 → 15:06 近丸新道登山口 → 15:26 道の駅みとみ 

 

後編で歩いたルートのコースタイムになります。

 

雪が積もる中を歩いてますので、無雪期のコースタイムの参考にはなりませんが、厳冬期に三宝山・甲武信ヶ岳へ登山する場合の目安にしてみて下さい。

 

 

三宝山日帰り登山と三宝岩の様子について

>甲武信ヶ岳から八ヶ岳

甲武信ヶ岳から八ヶ岳も綺麗に見えました!!

いや~雪化粧した八ヶ岳も極上ですね~♡

あの頂に登りたいですね~~

そして、八ヶ岳全山縦走もしてみたいですね~♡

 

 

金峰山の五丈石

 遠くに金峰山の五丈石もクッキリ見えました!

こんな遠くからも見えるとは、凄い存在感ですね~~

 

 

埼玉県最高峰の三宝山

 少し登れば埼玉県最高峰の三宝山です!

甲武信ヶ岳から近いような遠いような距離でございます・・・。

三宝山の標高は2,483mになりまして、甲武信ヶ岳よりも高いお山になります。

日帰り登山でこちらの三宝山を目指すのは、かなりハードな山登りになるのではないかな~と思ったのですが、意外とサクサク来れて驚きました。

 

 

三宝山からの富士山と甲武信ヶ岳の景色

 三宝山からの富士山と甲武信ヶ岳の景色が大好きなんですよね~♪

夢のコラボですよね!!

 

 

三宝山三宝岩

 折角なので、三宝山から三宝岩にも寄りました!

三宝山へ登る時に、毎回三宝岩にも寄ろう!と思うものの、毎回いつの間にか通り過ぎてしまうので、今回のメインデッシュのつもりで臨みました!

 

 

三宝山三宝岩大展望

 いや~三宝岩からも大展望が広がっておりました!

奥秩父の景色がとても綺麗ですね~~♪

 

 

雲取山へ続く奥秩父主脈縦走路

三宝岩から雲取山へ続く奥秩父主脈縦走路もクッキリ見えました!

今年のGWにテント泊で奥秩父を縦走したのですが、とても痛い目に遭いました・・・

体調も悪く、かなりキツかった縦走でした・・・

 

 

三宝岩金峰山方面の眺め

 三宝岩に上り、金峰山方面を眺めてみました!

八ヶ岳も綺麗に見えますね~!

とても雄大な景色が広がっているので、三宝山へお越しの際には、三宝岩にも忘れずに立ち寄ってください!

 

 

三宝岩景色が良い所

 三宝岩は、想像以上に景色が良い所でウットリ♡してしまいます!!

ただ、風が強くて寒かった・・・(>_<)

 

 

国師ヶ岳

絵画のような三宝岩からの一枚です!

国師ヶ岳が絵になりますよね!

アオヒゲ画伯も中々の腕前です!!(?)

 

 

国師と金峰山

それにしても、国師ヶ岳と金峰山は迫力がありますよね!

奥秩父の盟主の威厳は伊達ではございませんよね!!

 

 

三宝山・三宝岩の分岐

 こちらが三宝岩への分岐になります!

右側の踏み跡を辿って行くと直ぐ三宝岩が見えてきます!

シャクナゲが少し煩い感じですが、道は明瞭でした。

 

 

三宝山・三宝岩の分岐看板

 三宝岩への入口付近にマーキング等がないので、こちらの看板が唯一の目印になります。

ここ以外にも三宝岩の入口が2、3ヵ所ほどありました。

でも、注意して歩かないと気づかず通り過ぎちゃうかもです!

 

 

三宝山山頂

さ~三宝山も満足したので甲武信小屋へ戻るとします!

とても静かな登山道で最高でした♡

雪道の踏み跡からすると、今日は、私だけしか歩いていない感じでした。

てか、暫く誰も歩いていない感じでした。

 

三宝山から甲武信小屋への巻き道の様子

 巻き道から甲武信小屋

そんな感じで、また 甲武信ヶ岳を登るのもアレなので、今日は巻き道を使って甲武信小屋へ戻りたいと思います!

地味にこちらのルートは未踏なので、なんだかドキドキでした(笑)

 

 

柳避難小屋へ至るルートの分岐

 甲武信小屋へ向かっている途中に、柳避難小屋へ至るルートの分岐がありました。

このルートも歩いてみたいのですが、中々機会がございません・・・。

ちなみに柳避難小屋へ至るルートは、ノートレースでした。

 ま~こっちのルートは、厳冬期に登山される方は少ないでしょうね~・・・。

 

 

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 巻き道を暫く進むと甲武信小屋になりました!

こっちの方角から見る甲武信小屋は、なんだか新鮮ですね!

甲武信小屋に宿泊しても、あんまりコッチ方面は来ないですからね~

 

 

甲武信小屋慰霊碑

 なんと、甲武信小屋の片隅にこんな慰霊碑がありました!

ご冥福を祈りつつ、 私も気をつけないといけませんよね~・・・

アオヒゲの銅像が建立されても困ってしまいます・・・

 

 

木賊山

そんな感じで、木賊山も巻いて道の駅みとみに戻る事にしました。

日が当たらないせいか、雪が多くて歩き難いったらアリャしません!!

 厳冬期の登山は、積雪との戦いですよね~

 

 

三宝山と三宝岩の景色

近丸新道を目指して進んでいくと、途中で開けたところがありました。

先ほどまでマッタリしていた三宝山と三宝岩が綺麗に見えました。

だいぶ歩いてきましたね~~

あの岩の上で扇子を広げて踊り狂っていたのが既に懐かしいです(笑)

 

 

雁坂峠方面への分岐

 こちらが雁坂峠方面への分岐です。

当初の計画では、雁坂峠へ行こうかと考えていたのですが、既に白目になっているので近丸新道を使って素直に下山したいと思います!

 

近丸新道で甲武信ヶ岳から道の駅みとみ下山の様子

広瀬湖

近丸新道を目指し進んでいくと、富士山の景色がとても綺麗でした!

広瀬湖が良いアクセントになりますね!

 

 

立ち止まってしまう景色

三宝山・甲武信ヶ岳から下山しているのに、既にまた登りたくなるのは、なんかの病気でしょうかね?(笑)

奥秩父の山には、そんな魅力があったりします。

 

 

近丸新道

 そんな感じで、甲武信ヶ岳の帰りは近丸新道を利用しました!

途中でヌク沢の渡渉があり、増水していると難儀しますので、数日前の天気予報のチェックをしておいた方が良いかと思います。

 

 

ヌク沢

 ヌク沢の流れに身を任せ、ヌクヌクな人生に流れ着きたいもんですね(?)

そんな人生、絶対来ないでしょうが・・・(苦笑)

 

 

近丸新道崩壊

近丸新道の途中の様子になるのですが、中々痺れるズルズルトラバーがあります。

崩壊が進んでいるので、ここは要注意です!

雪が有ると更にいやらしくなると思います。

 

 

レール

 敷かれたレールの上だけを歩む人生は・・・私の性には合いませんね(・o・)

ジェットコースターのような人生でありたいもんです(笑)

え~珍しく「人生の教訓」チックな発言でございます!

ま~安定飛行の人生が一番良いですよね。

 

 

近丸新道の登山口

 モリモリ歩けば近丸新道の登山口です。

徳ちゃん新道の方が、歩きやすいかな~っと思います。

 

 

道の駅みとみ

 よ~やくバイクを駐輪した道の駅みとみに戻ってきました!

トイレの中は暖房が入っていて地味に暖かいです。

冷えた体をトイレで暖めるのってなんだが微妙ですが、背に腹はかえられません!

 

まとめ

体も心も冷えてしまいましたが、三宝山を始め、前から行きたかった「三宝岩」へ行くことも出来、充実した一日を送ることができました!

 

甲武信小屋も人気がモリモリで、登山シーズンですとテント張るのも一苦労ですが、また機会を作って行ってみたいな~っと思っております!

 

奥秩父は、山深くて登山者も少なく、個人的にはツボな山域でございます!

 

も~少し家から近ければ良いんですけどね・・・。

 

ま~中々イケないからこそ、登れた時の喜びも大きいんでしょうね~♬

 

新年あけまして登山は、どこにしようかな~~!?と、思っている今日この頃でした!

 

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厳冬期ではありませんが、甲武信小屋でテント泊をし、金峰山方面に縦走した時の記事になります!

奥秩父らしい登山を楽しめるルートになりますので、良かったら参考にしてみてください!